初めに
そろそろシーズンも終わってしまいますが、
この記事では、外岩歴9年の私がこれまでの経験から感じてきた外岩ボルダリングの魅力を6つ紹介していきます!
まず、1つ言わせてください。
外岩ボルダリングは最高に楽しいです!!
そもそも、外岩とは人工壁ではなく自然の岩場を登ることを指します。
基本的なシーズンは、9月〜5月頃まで。
夏場は暑くて虫が多いので、涼しい(寒い)時期がシーズンとなります。
半年ほどボルダリングを続けているとジム内で、
『週末は外岩に行こうと思っている!』
『誰か一緒に外岩行ってくれないかな…』
なんて会話を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この記事を最後まで読むと、
- □まだ外岩に行ったことない人は行ってみたくなる
- □外岩クライマーは来シーズンに向けてのモチベーションアップ
になると思います!
ぜひ最後までお楽しみください^^
①自己成長を感じやすい
人工壁との大きな違いとして課題が変わらないというポイントがあります。
通常クライミングジムでは、ホールドチェンジと言って壁に付いているホールド(カラフルな突起物)を定期的に入れ替えてコースを作り直します。
これが室内クライミングの魅力でもありますが、
外岩の課題は自然の岩そのものなので、外岩の課題は一生そこにあり続けてくれるのです。
(もちろん自然のものなので、壊れることもあります)
1年後、2年後、3年後でも同じ課題をトライできるので、あの時の自分と比較して
成長を実感することができます!
②明確な目標が持てる
外岩の課題にはグレードだけでなく、課題名が付いています。
通常室内ボルダリングの課題には、グレードは付いていますが、
課題名は付いていないことがほとんどでしょう。
この課題名があることによって、
『次のシーズンは、絶対に現世を登ぞ!』
『いつか絶対に百と八つの流れ星をトライしてみたい』
のように、室内の課題と比べて明確で長期的な目標を持つことができます。
③保持力がつく
最近の傾向として、室内ボルダリングではホールドの色を揃え、大きなホールドを使うラインセットが主流になってきています。
もちろんラインセットでも細かいホールドは出てきますが、個人的な感想としてはラインセットだと保持力の成長スピードが少し落ちるのではないかと思っています。
外岩クライミングの特徴として、どの課題も指先の保持が重要になってきます。
握って引く。
そんなシンプルな力を楽しみながら鍛えることができる。
まだ外岩にチャレンジしたことがなくて、保持力不足に悩んでいるなら、
外岩クライミングに挑戦してみるが近道です!
④モチベーションが落ちにくい
①・②に通ずるのですが、課題名のある変わらない課題があることで、
それが明確な目標となります。
明確な目標があれば、日々のボルダリングでも
『decidedを登るためにトレーニングするぞ!』
『大審問官の1手をイメージして課題を作ってみよう』
『ほうとうを登るためには股関節の可動域を広げないとダメだな。。。』
のように外岩ボルダリングで得た気付きを日常のジムトレーニングに落とし込むことができ、それが自然とモチベーションに繋がる好循環に入ります!
⑤仲間が増える
ホームジムがあるクライマーは、ジム遠征をする感覚に近いでしょうか。
外岩では、一期一会の出会いがあります。
同じ課題をトライすることで、より一層親近感が湧きコミュニケーションが生まれます。
1人で集中して登りたい時もありますが、
こういった出会いも外岩ボルダリングの魅力の1つではないでしょうか。
また、自身のトライ記録をSNSに上げることによってより一層他のクライマーと繋がる機会が増えるように思います。
どんどんクライマーの輪が広がっていくのは本当に楽しいです^^
⑥リスク管理能力の向上
室内ボルダリングでは、落ちそうなところにあらかじめマットが敷き詰められていますが、
自然が相手の外岩ボルダリングでは、そういう訳にもいきません。
自分が落ちそうなところを予想して、マットを敷く必要があります。
また、落ち方にも気をつけないといけません。
室内だとマットが敷き詰められているので、いわゆる背中落ちをしても大きな怪我に繋がる確率は低いですが、外岩ボルダリングでは避けなければならない落ち方です。
マットをしっかりと敷いていても衝撃が強すぎて骨が折れてしまったり、マットとマットの隙間に落ちてしまうなんてこともあります。
しっかりと回避できるリスクは回避しながらトライすることが重要です!
⑦まとめ
いかがでしたでしょうか。
外岩ボルダリングは、室内以上に危険と隣合わせですが、
しっかりとリスク回避をすることで楽しみながら、実力を上げていくことができます!
室内ボルダリングにハマっているなら、
ぜひ一度外岩ボルダリングも経験してみてほしいです!
それでは、また!