コラム

【ボルダリング考察】登りたい壁がセッションで賑わっている。こんな時どうすればいい?

初めに

『この前、やっと全ムーブバラせたし今日こそ登れそう!』

気合を入れてジムに着くと何やら狙っている課題がある壁がセッションで賑わっている。

『まあストレッチしてゆっくりしていたらそのうち空くだろう』

ストレッチが終わり

アップも終わり

タイミング的には今トライしたいのに…

まだ空かない…

さて、こんな時どうすればいいのか。考えていきましょう。

  1. セッションの空気感に入るのは無理なので諦めて別の日にトライする
  2. タイミングをずらして待ち続ける
  3. 登りたい雰囲気を醸し出して順番を待つ

おそらく上記3つの選択肢の内のどれかの行動に出るのではないでしょうか。

個人的には③登りたい雰囲気を醸し出して順番を待つ

をおすすめします。

理由とともに解説していきます。

①セッションの空気感に入るのは無理なので諦めて別の日にトライする

初めのうちはどうしても遠慮してしまいがちで、常連さんや上級者に見える人たちがセッションで壁を使っているとこの選択肢になると思います。

私自身も始めたての頃、この経験がありトライを断念したことが何回もあります。

そこからレベルを上げていって初心者・中級者・上級者の気持ちがわかる今

おすすめしたいのが③の選択肢なのです。

②タイミングをずらして待ち続ける

今!このタイミングでトライしたい。

これが本音だと思います。

自分の状態は自分自身が一番理解しています。

始めたての頃は自分のベストを出せる時間も短いものです。

アップが終わって本気トライを数回するとヨレてしまい、今日はやめておこうとなってしまいます。

せっかくのやる気がここで無くなってしまってはもったいない。

③にチャレンジしてほしいのです。

③登りたい雰囲気を醸し出して順番を待つ

『初心者の自分が今入ったら邪魔にならないだろうか?』

『登れなかったら笑われないだろうか?』

『そもそも順番変わってくれるのか?』

いろんな考えが頭に浮かぶと思いますが、大丈夫です。

成熟したクライマーは、他人の登りを笑いませんし、譲り合いの精神も持ち合わせています。むしろトライを開始すると『ガンバ!』と声をかけてくれることもあるでしょう。

そこから会話が生まれて仲良くなることだってあり得ます。

ルールを守った上でのトライに初心者も上級者も関係ないのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この課題を今日落としたい!

そんな時に、諦めずにトライしてみてほしいです。

次回の記事もお楽しみに♪

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これまでの経験で得た知識・考え方などをボルダリング初心者・中級者に向けて発信していきます。ボルダリング歴9年/現役ボルダリングジムスタッフ/最高グレード5段
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