初めに
数回ボルダリングを経験して
『これは楽しいぞ』『いい趣味が見つかった』
そんな時に考えること。
それは『マイシューズが欲しい!!!!』
ずっと続けていくとなるとレンタルシューズを借り続ける訳にもいきません。
この記事では、1足目のクライミングシューズの選び方についてポイントを絞って紹介していきます。
マイシューズを持つと更にモチベーションが上がります。
- クライミングシューズの種類
- 脱着の3タイプ
- 靴底(木型)の2タイプ
- つま先の2タイプ
- 購入時に気をつけるべきこと
- 試し履きを必ずする
- 登る時に履く靴下で試し履きする
- サイズは攻めすぎない
①クライミングシューズの種類
着脱の3タイプ
- ベルクロ(テープ締)
- スリップオン(スリッパ)
- シューレース(紐)
ベルクロ
脱着をマジックテープで行うタイプのものになります。参考画像は1本ベルクロですが、他にも2本や3本締めのタイプもあります。
初心者にオススメ
【メリット】
- 脱着がしやすい
- しっかり締めることができる
- トウフック・ヒールフックも安心
【デメリット】
- レース(紐)に比べると足との一体感が出せない
バランスの取れた万能タイプです。
スリップオン(スリッパ)
ベルクロで締めたり、紐で締めたりする必要のない参考画像のようなスリッパタイプのものになります。
【メリット】
- 慣れてくると脱着がしやすい
- 慣れてくると長時間履いていても疲れにくい
- 比較的価格がお値打ち
【デメリット】
- 慣れる(靴が伸びる)まで時間がかかる
- 他の2タイプと比べると足との一体感を感じづらい
- ヒールフックの際に脱げやすい
ジム履き練習用シューズにオススメのタイプです。
シューレース(紐)
脱着の締め付けをレース(紐)で行うタイプのものです。脱着に時間がかかる。
【メリット】
- 締め付けがどのタイプより強く足との一体感がある
【デメリット】
- 脱着に時間がかかる
- トウフックの際にレースが邪魔になる
靴底(木型)の2タイプ
- フラットタイプ
- ダウントウタイプ
フラットタイプ
靴底が平坦になっているタイプで、ダウントウタイプに比べて疲れにくい。
初心者にオススメ
ダウントウタイプ
つま先が下に曲がっているタイプで、強い傾斜でのクライミングでホールドをしっかりと捉えてくれる。フラットタイプに比べて長時間履きがしんどい。
つま先の2タイプ
ストレート
かかとからつま先まで真っ直ぐでバランスの取れたタイプ。画像ではターンインとの違いがわかりづらいですが、見た目でわからない時は商品情報を見たり、店員さんに聞いてみるといいでしょう。
初心者にオススメ
ターンイン
つま先が親指の方向に曲がっているタイプ。細かいホールドを捉えたりするのに非常に有利なタイプ。
②購入時に気をつけるべきこと
試し履きを必ずする
試し履きは必ずした方がいいです。
クライミングシューズは海外で作られているものが多く、【cm】ではなく【US】や【EU】で表記されているものがほとんどです。
また、クライミングシューズのメーカーによってもサイズ差があるため実際に履いてみて確かめるのが間違いないです。
サイズ感がわかったシューズの2足目以降はネットでもいいでしょう。
登る時に履く靴下で試し履きする
試し履きをする際に気をつけてほしいポイントで、裸足で登るクライマーなら裸足(試し履き用のビニール袋はつける)で試し履きをする。
靴下クライマーなら普段登る時に使う靴下を持参して試し履きをするようにしましょう。
靴下の有無でもサイズ感は変わりますし、靴下の分厚さでもサイズ感は変わります。
試し履きの際は、実際に登る時に履く靴下を忘れないようにしましょう。
★靴下に関しては、フットマックスのクライミング用靴下がおすすめで愛用しています!
縫い目がなくキツいシューズを履いた際にも『靴下の縫い目が当たって痛い』と思うことがないので登りに集中できます。
サイズは攻めすぎない
クライミングシューズは実際の足のサイズより小さめを履くことで、つま先部分の遊びがなくなり、ホールドへ力が伝えやすくなります。
また、履き続けることでシューズ自体が伸びてくるので実際のサイズよりキツめを選んで我慢して履き続けることが一般的でした。
しかし、最近はクライミングシューズ自体の性能も上がってきており無理してキツいシューズを選ぶ必要性はなくなってきています。
私自身も経験があるのですが、サイズを攻めすぎたシューズはワントライ毎に脱がないと我慢できないぐらい痛みがあり、ストレスで楽しめなくなってしまいます。
試し履きは、良いと思ったサイズの上下のサイズまで履いて入念にしましょう。
まとめ
ファーストシューズの選び方で最も重要視してほしいポイントは、痛くないことです。
そうすると必然的に、
- ベルクロ
- フラット
- ストレート
タイプのシューズになります。
しかし、足型は人それぞれ違うので上記の3条件を必ず満たしている必要はありません。
試し履きをしてみて、楽なシューズを選びましょう。
ちなみに私のファーストシューズは、イボルブのデファイ
この靴で2級クライマーまで駆け上がりました!