初めに
出先のホールドが別のホールドで塞がれており、ジャストで保持面に指を入れないとホールドが持てないなんて経験はありませんか?
ダーツでブルに当てるような正確さでホールドをキャッチしてみたくないですか?
こういった時、どのように距離出しをすればいいのか?
その疑問のヒントになるような記事になっています。
この記事を最後まで読むことで、距離だしが少し上手くなるかもしれません!
大きく意識することは下記の3つ。
YouTubeでも解説してるので覗いてみてください^^
それでは、詳しく解説していきます。
①まずは飛び出て距離を測る
出先のホールドを狙うのに、どれくらいの距離感があるか。
とにかく距離を出せばいいだけではありません。
距離を出しすぎてもダメ。
距離が足りなさすぎてもダメ。
まずは飛び出てみることで、距離感を測りましょう。
すごく遠いように思えても実際に壁に張り付いて距離を出してみると、距離はそんなに遠くなかったなんてことはよくあります。
②出先のホールドの利く向きを理解する
ホールドの利く向きを理解することは、上達のために必須です。
ホールドの利く向きとは?
まずガバホールドをイメージしてください。
易しい課題のスタートやゴールでよくある向き(ガバ面が上)で取り付けられたホールドでの利く向きとは↓方向です。
極端な例ですが、ガバ面が右を向いていればホールドの利く向きは←です。
ホールドの利く向きの確認方法として、
- 脱力する
- 軽く力を入れて向きを変えながらホールドを引っ張っる
- 一番ラクに引っかかる向きを知る
このステップで見つかった、一番ラクにホールドにひっかっかる向きがホールドの利く向きです。どのホールドにも↑↓→←↖︎↘︎↗︎↙︎この矢印が存在しています。
③利く向きに入るように飛び出る
ホールドの利く向きが理解できたら、あとはホールドの利く向きに合わせて飛び出します。
先程の例を使うと、ホールドの利く向きが↓なら、真上の軌道で距離を出します。
しかし、いやらしい課題はこんなに単純な向きでホールドがついていないことが大半です。
↑↓→←↖︎↘︎↗︎↙︎など様々な向きに合わせた軌道を作って飛び出る必要があります。
この時のコツとしては、
- 全身を使うイメージで身体を振る
- 微調整を繰り返す
- 距離が足りない時は、沈み込んでバネを意識する
上記3点を意識をしてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
うまいクライマーというのは、この記事で書いたようなことが無意識に自然とできてしまうことが多いです。
最初は意識して練習することで、自然と無意識にできるようになってきます。
ぜひ、次回のクライミングで取り入れてみてください!