ボルダリングの基本

【ホームジムの選び方】ボルダリングで上達するためのホームジム選びのポイント6選!

初めに

何度かボルダリングをやってみて

『これはいい趣味だ』『私にも続けられそう』

『早くもっと難しい課題を登れるようになりたい』

そうなった時、ホームジム(定期的に通うメインのジム)を決めた方が初心者からのレベルアップは早いです。

これは私自身、ボルダリングを始めた時1つのジムに通い詰めていた経験から自信を持って言えます。ホームジムを決めずに、さまざまなジムを転々とする方法もあります。

過去を振り返ってみた時、私の場合は家から近いからという理由でホームジムを決めましたが、後に様々なジムを巡った経験から最初に選んだジムには上達のための条件が山ほど散りばめられていることに気づきました。

今回は、前提条件を『上達すること』としてホームジムの選び方をみていきましょう

いいジムに巡り会えたら上達のスピードは間違いなく上がりますよ♪

  1. 強くて登り方が綺麗なクライマーがいる
  2. スタッフの質が良い
  3. 一見さんウェルカムの雰囲気がある
  4. 中級グレードの常設課題が10課題以上ある
  5. ホールドチェンジのペースが半年から1年以上である
  6. ウィークリーやマンスリー課題がある
  7. まとめ

①強くて登り方が綺麗なクライマーがいる

何事においてもお手本となる人がいた方が上達は早いです。

ここで強調したいのは、ただ強いだけではなく登り方が綺麗という点です。

誰の登りを見て育ってきたかは、将来の自分自身の登り方に大きく影響します。

早いうちから『綺麗に登る』という意識を持っていて損はないです。

まず、初心者のうちは『どのレベルが強い人なのか』『どういう登り方が綺麗なのか』

そもそもここがわからないと思うので、今回は簡単に以下のポイントに絞ります。

  • 強い人= 1級以上の課題をサクッと(簡単に)登る
  • 登り方が綺麗=足を残すのがうまい・無駄な力が入っていない

✳︎足を残す=ホールドから足が離れないこと

ホームジム選びのポイントとして、上記に当てはまるクライマーが1人でもいればそこから得られるベネフィットは計り知れません。

早いうちから憧れのクライマーを見つけて登り方を真似するところから始めてみましょう。

②スタッフの質が良い

少し乱暴な言い方になりますが、スタッフの質はホームジム選びにおいて重要です。

ボルダリングジムスタッフと言ってもやはり人間。千差万別です。

自分を上達に導いてくれるスタッフの見極め方には下記のようなポイントが当てはまります。

  • 常連さんの打ち込んでいる課題を把握している
  • 一見さん・常連さんの接し方に贔屓がない
  • よくお客さんと会話している
  • 課題を作ることができる
  • 課題を作るのがうまい
  • できない課題が出てきた時、適切なアドバイスをくれる

普段あまり意識しないかも知れませんが、ホームジム選びの際はスタッフをよく観察してみましょう。

③一見さんウェルカムの雰囲気がある

始めてボルダリングジムを訪れて登り方の説明を受けた後、その後一切スタッフや常連さんから話しかけられることがなかった。なんてことはよくあります。

一連の登り方の説明が終わった後も、気にかけてくれる常連さんやスタッフがいることで、その場の雰囲気に馴染みやすくなり、モチベーションが上がり上達しやすいサイクルに入ることができます。

『スタッフや常連さんから話かけられることがなかった』

『ボルダリングジムはそんなものなのか』

と思わずに、馴染みやすい雰囲気のあるジムを探しましょう。

こういったジムは未来のライバルを見つけやすい環境でもあります。

④中級グレードの常設課題が10課題以上ある

①〜③は人間関係について述べてきましたが、ここからは課題の話に移ります。

自分が打ち込んでいるグレードの課題数が少ないとすぐ頭打ちになります。

特に初心者から中級者への架け橋グレードである6級から3級の課題が豊富にあるジムはかなり良いです。

グレードが上がると打ち込む人の数も少なくなるので、

1級や初段以上はあまり数がないジムもありますが、6級〜3級の課題数は豊富な方がいいです。

⑤ホールドチェンジのペースが半年から1年以上である

最近では月に1回全面ホールドチェンジを行なっているジムも増えてきました。

こういったジムは遠征向きで、自分の実力を知るには最適です。

ホームジムとしての課題の役割は、できなかった課題ができるようになったという経験値をくれること。

頻繁に課題が変わってしまうと、課題に打ち込むことができません。

今はできなくてもトレーニングをして数ヶ月後にその課題にチャレンジできる環境があれば成長を実感できます。

⑥ウィークリーやマンスリー課題がある

常設課題が豊富にあっても頭打ちになってしまうことはあります。

こんな時にウィークリー(1週間限定)課題やマンスリー(1ヶ月限定)課題があれば、常設課題の息抜きになり実力をつけることができます。

また『毎週○曜日に初心者向け道場やってます』

みたいな取り組みをしているジムもおすすめです。

アドバイスをもらいながらステップアップできるでしょう♪

⑦まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は前提条件を『上達すること』としてホームジム選びのポイントを6つ挙げました。

何か1つでもあなたのホームジム選びの参考になれば嬉しい限りです。

次回の記事もお楽しみに♪

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これまでの経験で得た知識・考え方などをボルダリング初心者・中級者に向けて発信していきます。ボルダリング歴9年/現役ボルダリングジムスタッフ/最高グレード5段
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