ボルダリングの基本

【ルールとマナー】初心者が初めてのボルダリングで気を付けるべき7つのこと!

初めに

基本的に初めてボルダリングをする場合は、ボルダリングジムのスタッフが施設の説明と登り方の説明をしてくれます。

ただ、初めてのボルダリングでウキウキ・ワクワクしてる状態で全ての注意点を頭の中に叩き込むのは難しいこともあるでしょう。

この記事ではボルダリングジムでの注意点について知ることができます。

ルールとマナーを守って楽しく登りましょう!

  1. 爪を短く切っておく
  2. アクセサリー類は外しておく
  3. 靴下は忘れずに
  4. 登らない時はマットから離れる
  5. 1つの壁で同時に登らない
  6. 連続でトライしない
  7. 翌日に力仕事を入れない

①爪を短く切っておく

ボルダリングではホールド(壁についているカラフルな突起物)を素手で掴みにいきます。

この時に爪が長すぎると、割れてしまう可能性があります。

深爪をする必要はありませんが安全に楽しむために伸びすぎた爪は短く切っておきましょう。

これまでの経験上、ジムについていざ登り始めようと思った時に

『少し爪を短くしたいなあ』と思ったことが何度もあります。

チョークバックのポケットなどに爪切りを1つ入れておくこともオススメです。

②アクセサリー類は外しておく

指輪などの手首から先につける装飾品は全て外しておきましょう。

特に気をつけたいのが腕時計です。

着地の時に腕時計をしたまま手を先についてしまうと、最悪の場合骨折することもあります。

腕時計をつけたまま登るクライマーも結構目にしますが、最悪の場合を想定して外しておくことをおすすめします。

③靴下は忘れずに

ボルダリングを初めて体験する場合、レンタルシューズを履くことになります。

基本的にどこのジムでも衛生面から素足で履くことは禁止されています。

意外と忘れてしまいがちなので家を出る前にもう一度、確認しておきましょう。

『靴下なんていつも履いてるし大丈夫』と思っていても夏場など裸足でサンダルなどを履いて出かけることが多い時は要注意です。

靴下に関しては、フットマックスのクライミング用靴下がおすすめで愛用しています!

縫い目がなくキツいシューズを履いた際にも『靴下の縫い目が当たって痛い』と思うことがないので登りに集中できます。

④登らない時はマットから離れる

トライが終わって、そのままマットの上に座って休憩すると非常に危険です。

思いも寄らないところから人が吹っ飛んでくることがあります。

基本的にマットの上では座らない。休憩しないということを覚えておきましょう。

⑤1つの壁で同時に登らない

意外と難しいポイントでもあります。

経験者でも自分の登りたいコースしか目に入っておらず、先にトライしているクライマーのコースに被っていて注意された経験がある方もいるのではないでしょうか。

最初のうちは壁の変わり目を意識して(ジムによってはテープなどで壁を仕切ってくれているところもある)、トライ前に近くを登っている人がいないか確認してからトライするようにしましょう。

⑥連続でトライしない

これは初心者のみならず上級者ですら忘れてしまいがちではないでしょうか。

課題に夢中になるあまり周りが見えてくなってしまうことがあります。

スタート体制をとって一度課題を登り初めて、失敗したら課題から離れましょう。

その壁を登りたいのはあなただけではありません。

ポイントとしては、トライが終わった後にしっかりと周りを見渡しましょう。

明らかに誰もいない場合を除いて基本的には一度トライしたら離れましょう。

また親の目が届いていない小学生によくみられる光景でもあります。あまりにもひどい場合にはジムスタッフに注意してもらうのがトラブル回避にもなるでしょう。

⑦翌日に力仕事を入れない

初めてのボルダリングでは普段使わない筋肉を使います。

本気で楽しみすぎると翌日の筋肉痛が想像以上に辛いです。

私自身も初めてボルダリングをした翌日は、カバンを持ち上げる動作ですら死にそうになるぐらい辛かったです。他にもペットボトルのキャップが開けれなくなるなど、日常生活に支障が出るほどです。

どれだけの時間ボルダリングをするかにもよりますが、半日〜終日ボルダリングを楽しもうと決めている場合は、翌日のスケジュールまで考えておくことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

登りに夢中になるあまり忘れてしまうこともあります。

注意を受けたら素直に受け入れて以後気をつけていけばいいのです。

ルールとマナーをきっちりと守り、時には嫌味なくクールに注意できる成熟したクライマーを目指しましょう!

次回の記事もお楽しみに♪

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これまでの経験で得た知識・考え方などをボルダリング初心者・中級者に向けて発信していきます。ボルダリング歴9年/現役ボルダリングジムスタッフ/最高グレード5段
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