初めに
『この前、ボルダリング行ってきたよー!』
『ボルダリング行ってみない?』
『会社の人からボルダリングに誘われたんだけど…』
割と耳にする機会が増えたのではないでしょうか?
そこでボルダリングを始める前に知っておきたいこと。
それは、
そもそもボルダリングって何?
ではないでしょうか?クライミング?ロッククライミング?との違いは?
最近では東京オリンピックの新種目に選ばれこともありテレビでスポーツクライミングという新たな言葉を耳にする機会も増えました。
それぞれの定義をみながら分かりやすく解説していきます!
この記事が読み終わった後には、あなたもボルダリングを簡潔に説明できるようになりますよ♪
①そもそもボルダリングとは?
ボルダリングの語源となっているのは、『Boulder(ボルダー)』で『丸い大きな石・巨石・巨礫』などといった意味があります。
これに『ing』をつけて『Bouldering』となっています。
高さ4,5m程の壁や岩をロープなどの安全器具なしで、自分の身体1つで登るスポーツです。
室内で壁に付いたカラフルなホールド(手や足をかける突起物)を登ることも、自然の岩を登ることも上記の条件を満たしていればボルダリングに当てはまります。
②クライミングとは何が違うの?
ボルダリングの定義はわかりましたでしょうか?
ではクライミングとは何が違うのでしょうか?
『Climbing』の直訳は『登ること』なので、クライミングのスタイルの一種がボルダリングということになります。
ボルダリング以外のクライミングスタイルには、スピードクライミングやリードクライミングといったものがあります。
詳しくは、④東京オリンピック新種目スポーツクライミングって何?で解説していきます。
③ロッククライミングとの違いは?
上記の説明からもわかるように『クライミング』は登る行為全般を指します。
よって岩を登れば『ロッククライミング』
氷壁を登れば『アイスクライミング』
木を登れば『ツリークライミング』
沢を登れば『シャワークライミング』
といった具合に、登る対象の違いによって呼び名が変わるイメージを持っておくと良いでしょう。
高さ4,5m程の岩をロープなどの安全器具なしで、自分の身体1つで登ればロッククライミングでもあり、ボルダリングでもあるのです。
④東京オリンピック新種目スポーツクライミングって何?
これまで説明してきた要素の競技性を極限まで高めたものがスポーツクライミングと呼ばれます。
スポーツクライミングの種目は3種目。
- 同じ条件で設置された高さ15mの壁を2人の選手が同時に登り速さを競う『スピードクライミング』
- 高さ4mの壁を制限時間内にいくつ登れるか(完登数)を競う『ボルダリング』
- 制限時間内に高さ15m以上の壁のどの地点まで登れるかを競う『リードクライミング』
簡単にまとめると
- 速さを競う『スピードクライミング』
- 完登数を競う『ボルダリング』
- 高さを競う『リードクライミング』
となります。
⑤まとめ
いかがでしたでしょうか?
これから『ボルダリングって何?』と聞かれた際には自信を持って
高さ4,5m程の壁や岩をロープなどの安全器具なしで、自分の身体1つで登るスポーツです!
と答えれるようになったでしょう♪
次回の記事もお楽しみに♪