初めに
ボルダリングで大会に出場するのは上級者だけだと思っていませんか?
そんなことはありません!
最近の大会では、カテゴリー分けがしっかりとされており自分の実力に合わせたカテゴリーに出場することでコンペを十分に楽しむことができます。
(年代別コンペなんかもあったりします)
私自身も草コンペ(クライミングジムで行われる小中規模のコンペティション)には何度か出場したことがあります。
そこで感じたことや経験談を交えながら、
コンペに出場することによって得られるメリットを5つ紹介していきたいと思います。
①自分の得意不得意が明確になる
カテゴリー分けされたコンペに出場することによって、
同じグレード感の人たちと戦うことができます。
その中で、みんなが登っている課題を自分だけが登れていなければ
苦手な動き・ホールド・ホールディング(ホールドの持ち方)が判明します。
例えば私の場合、
コンペに出場し始めた時、ダイナミックなランジやコーディネーション課題をみんな落としているのに自分だけ登れなかった経験があります。
(逆に完登者の少ない保持要素の強い課題は登れた→強みが明確に)
②トレーニングすべき箇所が明確になる
上記①で、自分と同じぐらいのグレード感の人達と戦うからこそ、
相対的に苦手や強みがわかるようになります。
①で判明した苦手を克服するためのトレーニングができるようになります。
普段なんとなくジムで登っていると、周りのレベルがバラバラで気付けないことに、
カテゴリー分けされたコンペに出場することによって気付き、改善できるようになります。
③自己管理能力の向上
コンペ前は、体調管理や食事管理に気を付けるようになります。
コンペ当日にパフォーマンスを最大限に発揮するために、普段のトレーニングから
自分が最大限にパフォーマンスを発揮するためにはどうしたらいいか考えるようになり、
結果的に自己管理能力が向上します。
人によってやり方は様々ですが、
私の場合はコンペ前に岩に行き悪いホールドを持つ。
するとジムのホールドが持てる感覚になるというルーティンをしていましたが、
怪我のリスクなどを考えるとあまりおすすめはできません(笑)
④チャレンジ精神の向上
ボルダリングの楽しみ方は人それぞれですが、
やはり、何事も上達すればするほど楽しくなるものです。
『コンペに出場してみる』この決断こそ、
まさに成長の一歩なのです。
また、コンペでは順位が出ます。
初めてのコンペではうまくいかなかったとしても、
『来年は絶対に表彰台に乗るぞ!!』
のように高いモチベーションを持ち続ける効果もあります。
⑤プレッシャーに強くなる
ジムで登っている時に、
『人に見られていると力を出しきれない』
『恥ずかしいので、人が多い壁は控えよう』
そんな経験はありませんか?
コンペに出ると嫌でも順番待ちの選手に登りを見られます。
一度この経験をすることによって、
普段ジムで登る時に、他人の視線があまり気にならないようになります。
⑥まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をきっかけに一度コンペに出場してみてはどうでしょうか?
結果は気にしないで(どうしても気になってしまうが)、
まずは出場することに意味があるというメンタルで挑みましょう!
私も今年は、コンペに出ていこうと思います!
それではまた!