初めに
『ボルダリングってカラフルな突起物を適当に登って行くやつでしょ?』
今でもよく言われるのですが、まだボルダリングをしたことない人の中には『とにかく登ればいい』というぼんやりとした認識の方が結構いることに気が付きました。
最近では、公園やカラオケにもホールドがついているので『とにかく登ればいい』という認識になるのも仕方ないでしょう。
もちろんボルダリングジムに行けば、スタッフがわかりやすくルールを説明してくれますが、この記事では半歩先をいってボルダリングのルールについて知ることができます。
実際に始める前に知っておくと、飲み込みが早くなるでしょう。
①ボルダリングの基本ルール
ボルダリングの基本ルールは以下のようになります。
- 指定されたホールドを登る
- 両手スタート 両手ゴール
『え?これだけ!?』
『これだけなんです』
詳しく解説すると、指定されたホールドというのはジムによってコースの設定を
- 同じ色のホールドだけ
- 同じ色・同じ形のテープだけ
- 同じ色のテープの番号だけ
のように自分が登りたい課題のコースがわかるようになっています。
自分が登りたい課題を決めたらスタート(Sと表記されていることが多い)と書かれたホールドを両手で持ちます。
両足が地面から離れた時点でスタートしたということになります。
あとは指定されたホールドだけを使ってゴール(Gと表記されていることが多い)を目指します。
課題の種類として
- 足自由課題…手で持つホールドは決められているが、足はどこに置いてもOK
- 足限定課題…手も足も指定されたホールドしか使用してはいけない
があり基本的に易しいグレード(10級〜6級ぐらいまで)は足自由課題のことが多いです。
②登る前に注意すべきこと
オブザベーションをしてみよう!
『オブゼベーーーション!?』
通称オブザベと呼ばれボルダリングの基本となります。
オブザベとは登る前にコースを確認して登り方を考えることを言います。
初心者あるあるとして、勢いよく登り始めたけど途中で次のホールドがわからなくなり、周りの人に助けを求めることがあります。
私自身も始めたての頃はよくやってしまっていました。
これ自体悪いことではないのですが、最低限登る前にスタートからゴールまでのホールドを確認してから登りましょう。
後に難解な課題を攻略するために複雑な課題のオブザべが必要になってきます。
まずは、『次のホールドは右手かな?左手かな?』で大丈夫です。
登り方を考える意識を持つと上達のスピードが上がります。
③注意点の再確認
- 周りをよくみてから登る
- 一番上から飛び降りない
- 連続して課題にトライしない
- 同じ壁を登らない
- 登らない時はマットの外へ
どのスポーツでもルールをしっかりと守っていても怪我をしてしまう可能性はあります。
避けられるリスクは事前に避けるのがベストです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事ではボルダリングのルールについて解説してみました。
シンプルなルールですが、非常に頭を使うスポーツです。
ぜひチャレンジしてみてください!
次回の記事もお楽しみに♪