初めに
今年2回目の外岩は前回と同じく御岳へ!
仕事の疲れもあるが、勤務時間が夕方からだったので時間を決めて御岳へ行ってみることに。トライ時間は9時〜13時半で4.5時間ほど。
下道1時間で行ける岩場が近くにあるのは本当に嬉しい。
狙いは、忍者岩の蟹虫【四段】
必需品:御岳ボルダリングエリアガイド【2022/10/7一部改訂版】
駐車場
今回は、忍者岩に一番近い玉堂美術館横の駐車場を利用
【タイムズ青梅御岳】:最大料金は1,000円
駐車後は、車道まで上がりトンネルを抜けて、トンネル脇を降っていくとすぐに忍者岩の裏面へ出れる。アプローチ時間は正確に計っていないが、体感で5〜10分ほど。
お試しで利用してみたが駐車料金もバカにならないので、時間に余裕がある時は、ロッキーボルダーで利用した無料駐車場【寒山寺駐車場】からアップも兼ねて歩いた方が良さそうだ。
忍者岩
忍者岩は学生時代にノースフェイスカップの本線出場の翌日に、知り合いに案内してもらったことがあり、看板課題の忍者返し【1級】・蛙【三段】・虫【三段】は登れている。
しかし、チッピングによる岩の形状変化後はトライできていないので、本命の課題を狙いながらタイミングをみて再登してみようと思っている。
チッピングに関していくつか記事を拝見したが、チッピング前後のグレード感はどの課題も少し難しくなっているようだ。
また、下地がかなり上がっており蛙のSDスタートである蜥蜴【四段】などは、トライ不可になっていた。下地が上がったことで当時よりマントルでの恐怖感も薄れた気がした。
蟹虫【四段】
忍者岩には多くのラインがあるが、虫【三段】が登れていることもありこの課題を本命課題としてチョイス。
岩場に到着した時は、先客が1名しかおらず、『平日の忍者岩は人が少ないのか』と思っていたが、徐々に人が増えてきてお昼前にはかなりの賑わいになっていた。
手数の多い課題になるので、アップの意味も込めて虫への合流パートまでをバラすところからスタート。繋がるイメージが全く湧かないままとりあえずムーブは完成。
後半パートでは虫に合流するので、蟹虫のバラしとして虫をトライしてみることに。
虫【三段】
5年前に登れている課題ではあるが、チッピングにより悪くなったと噂されている。しかし5年という歳月の経過で自分自信も強くなっているはず。
数トライで問題なく再登できたが、当時の強度感を覚えていないこともあり、虫という課題自体がチッピングにより悪くなったかを感じ取ることができなかった。
そして、蟹虫として繋げトライ開始。
手数の多い課題ということもあり、今回はレスト時間をiPhoneのタイマーで計りトライ回数とレスト間隔を調整してみる。(15分と20分を試した)
私は、タイマーがないとマシンガントライしてしまうので今回の試みはとても良かった。結果的に登ることはできなかったが、レスト間隔はちょうど良かった。
身体が冷えすぎることもなく、レストが短すぎてヨレることもなかった。15分と20分を試したが、この5分の違いは感じ取れなかった。
肺魚【二段】
現地で居合わせたclimberに混ぜてもらい最後は追い込みで肺魚をトライ。
1トライ目:リップまで到達できたが、抜けをしっかりと確認していなかったためフォール。
2トライ目:強烈な左手サイドカチを保持できずフォール(レスト間隔が短すぎた)
3トライ目:完登。
右足のスタンスをしっかりと探せば、左手の強烈なサイドカチの強度を軽減できる面白い課題だった。
総括
丸1日登る時間がなくても半日でしっかりとヨレるまで登ることができると判明し、とても充実した半日だった。
またレストの間隔をタイマーで計ることにしたが、それも新たな発見があって良かった。課題によっても変わってくると思うが、自分に合うレスト時間を探していこうと思った。