初めに
室内のボルダリングを半年も続けていると『外岩(そといわ)』という言葉を耳にしてきたのではないでしょうか。
『今週末は、外岩行く?』
『外岩では初段落とせたよ』など。
外岩とは一般的に自然の岩場を意味します。
外岩に行ってみたいけど何を用意して持って行けばいいかわからない。
この記事では外岩必須アイテムを紹介していきます。
①クライミングシューズ
こちらはジムでも外岩でも共通の必須アイテムですね。
室内のクライミングシューズと外岩用のクライミングシューズを履き分けるクライマーも多いです。
外岩では、ジムのように大きなホールドばかりではなく、小さな突起を捉えていくことが多いです。そのため柔らかいシューズだと力が伝わりづらく、岩にシューズが負けてしまうので硬めのクライミングシューズがオススメです。
私が愛用しているのは、スカルパのインスティンクトVS
かなり硬めのシューズなのでジムではホールドに弾かれる感覚があり履いていませんが、外岩での本気シューズです。足入れは少し悪いものの、その分脱げにくくヒール・トウには絶大の信頼を置いています。
②チョーク
こちらもジムと共通の必須アイテムですね。
注意点として、チョーク跡が落ちにくく、ホールドの形状変化にも影響を与えてしまうロジン(松脂:まつやに)入りにチョークは使用禁止です。
ジムではあまり気にしないかも知れませんが、外岩に行く前には必ずチョークの成分を確認するようにしましょう。
私が愛用しているのは、フリクションラボのゴリラ
フリクションラボではインドア用、外岩用、オールマイティーと用途別で3種類のチョークが販売されています。
オススメのゴリラは外岩用。3種類それぞれ特性があるので手の状態や環境、肌質によりブレンドしたりして自分に合う最強チョークを見つけてる人も結構いるようです。
③ブラシ
ジムでは用意されていることが多いので、室内のボルダリングがメインだとマイブラシを持っていない方も多いのではないでしょうか。
外岩ではマナーとして登り終わった岩はブラッシングをしてチョークを落として帰ります。※ワイヤーブラシは岩を傷つけるので厳禁です。
ハンディタイプと高いところも磨ける伸縮可能なブラシの2本を持っておくといいでしょう。
ハンディタイプのオススメは、【歯科用】エビス 高級豚毛ハブラシ350 かため
薬局などに売っており、消耗品のブラシとしてはお値打ちで磨き心地も悪くないです。力が加わる柄の部分が折れやすいのでテーピングで補強して使うのがオススメです。
伸縮性ブラシのオススメは、pamo(パモ)ブラシ
こちらは高い位置を磨くのに必須のブラシです。1本持っておくと非常に便利です。
ハンディタイプのpamoもおすすめです!
④ボルダリングマット(クラッシュパッド)
長くボルダリングを楽しむためには怪我はなんとしても避けて通りたい。
室内のジムはあらかじめマットが敷き詰められており安全確保されていますが、外岩では自分でマットを持参して落ちそうなポイントを予測してマットを敷き安全確保します。
外岩の必須アイテムの中で一番高価なものになり、種類も豊富にあるのでクライミングジムスタッフや外岩経験者にオススメのマットを聞いてみるのもいいでしょう。
私が愛用しているのは、mountain dax(マウンテンダックス)の2つ折りタイプ。
最近はソロで外岩に行くことが多いので、より広範囲の安全確保ができる3つ折りタイプも購入を検討しています。マウンテンダックスは軽さ・頑丈さを兼ね備えつつ他のマットよりもリーズナブルです。
⑤ブルーシートorシルバーシート
マットを直接地面に敷くと汚れてしまうので、ボルダリングマットを敷く下に敷いて使います。地面が濡れていると薄手のものだと染み込んでマットが濡れてしまうので厚手のタイプのものがオススメです。
マットがギリギリ乗るサイズよりは少し大きめのシートの方がクライミングシューズで直接地面を踏まなくて済むのでオススメです。
デカすぎる場合は折り畳めばいいだけですしね。大は小を兼ねるということです。
⑥トポ
トポとは、岩場の課題情報(ルートやグレード)やアクセス方法(場所、駐車場)などが書かれた本のことを言います。
エリアによっては、エリア専用のトポも販売されていたりします。日本ボルダリングエリアの上下を持っておけば一先ずは安心といったところでしょう。
必要に応じて行きたいエリアのトポを購入していくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初めての外岩は経験者に連れて行ってもらうのがオススメです。
次回の記事もお楽しみに♪