外岩

【リベンジなるか!?】某所での高難度トライ記録(クローバー・カタバミ)

初めに

前回敗退したクローバー【四段+】カタバミ【三段】のリベンジに、2回目の某所へと向かった。

正直クローバーをトライするにはまだ力不足なところもある気がしていたが、前回(−1°)より気温が高く(8°)岩のコンディションが良さそうだったので、行くことに決めた。

理想プランは、カタバミ【三段】をアップでサクッと終わらせて、良い流れのままクローバー【四段+】の完登。

岩場へ向かう時、登れなかった時の事を考えるよりはいつも最高のイメージを持っていくことが多い。

カタバミ【三段】

近くの道の駅での気温はだったが、岩場に到着するとすぐ横に川が流れていることもあり体感温度はぐらいに感じた。(普通に寒かった。ご覧の通り雪も溶けずに残っている)

今回は、持参のマット4枚半を贅沢に全て使いトラバース課題であるカタバミの下地をしっかりと埋め尽くした。(いつの間にかマットが4枚半になっている…笑)

前回、バラシは終わっているので各パートを確認しながら体を温めていく。身体が完全に温まる前に繋がるイメージができたので早速スタートからトライ開始。

最初の数手はクローバーとも共通パートなのだが、スタートの右足ヒールフックがなかなか気持ち悪い。慣れるまで数回落ちたが、無事カタバミ【三段】回収成功。

カタバミ完登で岩の上に立つことにより自然と身体も戦闘モードに切り替わりいよいよ、本命のクローバーへ。

クローバー【四段+】

クローバーの最大の核心は左手の持ち感の悪いガストンピンチ?からの右手出し。前回は徐々に身体が慣れてきて手を出せるところまで進んだが、止まるイメージがないまま終了だった。

そして今回、正直まだ強度が足りていないと認識しながらわずかな期待を込めてトライ開始。

結果は、やはり実力が足りなかった。

またしても核心の1手を止めることができなかったが、前回気付けなかったポイントに気付くことができたのはよかった。

外岩クライマーはコンペティターと比べて1つの課題に長期間打ち込むことが比較的多いと思うが、毎回ほんの少しだけでもいいから何か小さな気付きを得て、次回に活かすことができれば、完登できると信じている。

もちろん気付きを持ち帰って、それを活かしたトレーニングをすることは大前提だが…

総括

今回もクローバーの完登はできなかったが、新たな発見があったことと、カタバミ【三段】を無事回収できたことはよかった。

次回は、自分自身の強度アップのトレーニングをしっかりとしてから挑みたいと思う。

またクローバーと似たようなラインだが、内容が違うシャジクソウ【四段】とクローバーの岩からは少し離れたところにあるオムリン【三/四段】もトライしてみようと思う。

しばらくは、肩の強度をあげるためにホームジムで距離のある課題を中心にムーンボードトレーニング!

https://youtu.be/u4NU90tlEDM
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これまでの経験で得た知識・考え方などをボルダリング初心者・中級者に向けて発信していきます。ボルダリング歴9年/現役ボルダリングジムスタッフ/最高グレード5段
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